紙書籍をPDFに変換

紙書籍をPDFに変換

BOOKSCANという手持ちの本をPDF化してくれるサービスを利用してみました。

概要

実際にサービスを利用したみた概要は以下となります。

  • 依頼内容

    • 初回

      • 71冊のPDF化

        • 79冊送ったが、8冊返送

          • ブックスキャンの冊数の計算方法では96冊

        • 返送分に対して、5冊分無料で利用できる優待コードの受領

      • 期間は4日間

      • 料金は合計31,946円

        • 内訳

          • プレミアム会員 月額10,456円(税込)

          • 発送料 3560円

          • 追加で¥17,710

    • 2回目

      • 41冊のPDF化

        • 初回の反省を踏まえて、付箋を剥がして送ったところ、送った本すべて対応してもらえた

        • ブックスキャンの冊数の計算方法では88冊

      • 料金は合計28,261円

        • 内訳

          • プレミアム会員 月額10,456円(税込)

          • 発送料 3560円

          • 追加で¥14,245

    • 3回目

      • 83冊をPDF化

        • ブックスキャンの冊数の計算方法では132冊

      • 料金は合計51,483円

        • 内訳

          • プレミアム会員 月額10,456円(税込)

          • 発送料 6300円

          • 追加で¥34,727

  • その他

    • プレミアム会員を利用の場合、OCRオプションによる文字列検索、PDF名を実際の本のタイトルへの変更してくれるオプション月

    • チューニング機能で所有している端末に最適化したPDFへの修正、およびKindle形式のファイルへの変換等も行ってくれる機能がある。

実際に利用してみた

BOOKSCANのサイトにアクセスし、必要事項を記入し会員登録します。 仮登録が行われ、メールアドレス確認用URLをクリックすると、会員登録完了です。

早速、プレミアム会員に登録します。クレジットカード情報を入力し、料金に支払いを行います。 すると、利用者ごとに異なる会員専用住所が発行されます。

プレミアム会員の場合は、事前に依頼をすることなく、ダンボールに本を詰めて、こちらの住所に送ることで準備完了です。 ダンボールは自分で用意できるものでも良いですし、プレミアム会員では1箱1500円、4箱4400円、12箱13200円で購入することもできます。こちらの箱を利用すると、発送料も含まれています。 自分で用意したダンボールを送る場合は、コンビニに持っていくか、郵便局に連絡して集荷してもらいます。このとき元払いで送る必要があります。

試しに、2020/10/23 16時頃にコンビニで79冊の本を発送しました。発送料は3560円でした。すると、1日ほど経過して以下のような連絡がサポートからきました。

投稿日時:2020年10月24日 20時23分

1の場合は、超過分の本のPDF化を行わずに返送 2の場合は、翌月分のプレミアム特典を使用するために本を来月も保管。 3の場合は、お急ぎスキャンで超過分も1週間以内の納品となります。

2の場合は、来月分のプレミアム会員の料金となる月額10,456円(税込)と保管料の¥5,060(税込)で合計15,516円、 3の場合は、¥17,710(税込)となります。

2の方が若干安いのですが、今回のPDF化が終わり次第、プレミアム会員の継続予定がなく、解約忘れを懸念して、若干高いですが、3のお急ぎスキャンをすることにしました。

上記メッセージを受けて1時間半後程度で、以下の返信を行いました。

投稿日時:2020年10月24日 21時56分

翌日昼頃には受け付けた旨の返信が来ました。

投稿日時:2020年10月25日 13時51分

その後、翌日10/26に送った79冊のうち、8冊の本が送り返されてきました。 理由は付箋を張っていたこととドッグイヤーをしていたことでした(事前になおしておくべきでした)。

さらにその翌日の10/27にPDF化が完了しました。 発送料込みでトータル31946円かかりました。

料金は少々高いものの、全体的にPDFの品質は想定以上より高く、文字列検索も可能で満足でした。 おかげで本棚に収まりきっていなかった本を整理することができました。

PDF化した本を一括でPCに保存

MacやWindows用にBOOKSCANのアプリケーションが提供されていますので、そちらをインストールして、一括ダウンロードのボタンを押すことで保存することができます。

Macを普段遣いしていたため、Mac用のアプリケーションを利用しました。オキュラス書店 βのご紹介でダウンロードできるものではなく、Apple Storeからダウンロード可能なアプリケーションを利用する必要がありました。

PDFの合計サイズは大きいので、SSDなどの外部デバイスを用意して、アプリケーションから保存先設定でSSDのディレクトリを指定します。その後、表示したファイルを一括ダウンロードでSSDに保存できます。

Kindle FireにPDFを転送

Kindle Fire 7のダブレットを利用していたため、こちらにPDFを送ってみました。

アプリケーションとして、Calibreを利用しました。

ローカルにダウンロードしたPDFファイルを一括で選択し、Drop & Dropします。 Calibre内でも取得したファイルのリストが表示されますので、一括で選択した状態で、"Send to device"を選択することで送ることができます。

Kindleへ送る

Kindle連携するためには、事前に設定でKindle用のメールアドレスを設定しておき、別途、Amazonのサイト「コンテンツと端末の管理・設定」ページにある、Send-to-Kindle Eメールアドレス(*****@kindle.com)をご入力いただくとKindleチューニング後のデータを自動的に、お持ちのKindleへ転送することが出来るようになります。

一括チューニングを利用する場合は、Kindleへ送られないようです。1ファイルずつのチューニング時のみKindleへ送られるようです。

投稿日時:2020年10月28日 09時32分

Gmailのメールアドレス経由で送る方法も試みましたが、Gmailのサイズ制限のため、容量のかなり小さな本のみしか送ることができず、ほとんどの本を送ることができませんでした。

Reference

今回BOOKSCANを利用する前に、特に以下のサイトを参考にさせていただきました。

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